シングルマザーの恋愛事情。パートナーを子どもに紹介するときは「○○○」と言うべし!
昨今ひとり親世帯が増え、新しい家族の形が生まれています。
日々の生活に精いっぱいで、恋愛のことなんて二の次という方も多いと思いますが、自分はもとより、子どものためにも"良い"パートナーを探している方も少なくないのではないでしょうか。
「シンプルな恋愛でさえ難しいのに、シングルマザーの私はどんな恋愛をしたらいいのだろう…」
「新しいパートナーは子どものことを大事に思ってくれるだろうか…」
「シングルマザーが被害者になる事件をよく聞くけど…」
不安は多いですよね。でも"良い"パートナーに巡り合えば、明るい未来が待っているのも事実です。
今回は著者の実体験をもとに、3つのシチュエーションを考えてみました。ぜひ参考にしてみてください。
相手のことをなんて紹介するべき?
離婚してからしばらくは子どものことで精いっぱいで「まわりの異性なんて意識している暇ないよ!」という方が多いと思います。私も子どもさえ笑顔でいてくれればそれで十分!と思っていましたし、それ以上は望まないと心に決めていました。
しかし日々の行いが良い?と、時に爆発するのです。新しい恋の予感が…!
「なんだか久しぶりにウキウキしてるかも…」「あれ?恋してる?」そう思ったときにはもうピンク色の恋の沼につま先を抜き差ししていますね。
無事にお付き合いが始まり二人きりのデートを何度か重ねた後、子どもを紹介することになるのですが…さて、子どもに新しいパートナーをなんと紹介したらいいのでしょうか。
結論からいうと「ママとあなたのことを大事にしてくれる人だよ」です。
子どもは思っている以上に感性が鋭いです。離婚後いくら健気にふるまっていても、ママが一瞬見せる疲れた顔や不安な顔を見逃しませんし、言葉には出さなくても絶対に心配しています。だから、新しいパートナーが、同じようにつらい思いをママにさせないかどうかをとても気にしています。
そんな時に、ママと自分を大事にしてくれる人なんだとわかれば、いくらかその心配は解消されます。
逆にNGなのは「ママが好きな人だよ」です。言ってしまいそうなセリフですが「ママが好きな人」に、ママはつらい思いをさせられてしまったのですから、子どもは同じことになるのではないかと心配してしまいます。
子供を相手に会わせるタイミングはいつがベスト?
紹介するときのセリフが決まったとはいえ、やはりタイミングには気を使うべきです。しかし、子どもがどんな気分でいるときに新しいパートナーと出会うべきかを考えると、それほど難しい問題ではないでしょう。
つまり、子どもが「楽しい!」と思っているときに会わせるのがベストです。楽しいと思っているときに会えば、その出会いが楽しい思い出とともに保存されますし、楽しい時間なら心が近づくのも比較的早いです。
さらに、例えば遊園地に一緒に行くタイミングで会わせるとしたら「今日はこの人がママとあなたを遊園地に連れてきてくれたよ」と、パートナーが楽しい時間を作ってくれたと思ってもらうようにするのも効果的です。
大人もそうですが、子どもは大人以上に第一印象に左右されます。一度しかないファーストコンタクトですから、最善の方法を考えて挑みたいですね。
男の子の場合と女の子の場合で気を付けることに違いは?
男の子は永遠の彼氏。なんて聞いたことはないでしょうか?筆者にも男の子がいるのでよくわかりますが、どうやら子どもから見ても同じような感覚があるようです。
つまり、男の子から見ても、ママは彼女。というのは少し語弊があるかもしれませんが、守るべき存在という意識が働くようです。警戒するべき異性(新たなパートナー)の前では特にです。さて、どのように対応しましょうか。
じつは男の子の場合は年齢によって対応を変える必要があります。「ママを守る!」という心は、私たちが想像している以上に低年齢のころから芽生えているため、3歳以降はすでにそのようなヒーローモードにあると考えていいでしょう。ヒーローモードの男の子は、とにかくママをとられてしまうのではないかと気が気ではありません。なので、子どもの前ではパートナーとママが物理的に近づく時間をできるだけ減らしましょう。さらにパートナーには子どもに友達のように接してもらい「ママをとろうとしていないよ」「警戒しなくても大丈夫だよ」とアピールすることが大切です。
しかし思春期に入ってくると男の子も事情をある程度わかってきます。すると、多少工夫しても見透かされて、ギクシャクしてまうことも考えられます。そのときは、男の子の延長線にいる大人の男になってもらいましょう。わかりやすく言うと、かっこいい大人の男になってもらえばOKです。その瞬間に"自分の敵"から"憧れの存在"にシフトしていきます。例えば周りの友達が着ていないような少し大人なコーディネートをプレゼントしてもらうなど、ママのパートナーというよりも自分の師匠のように思わせればこっちのものです。ただし、やはりパートナーとママが物理的に近づく時間は、子どもの前ではできるだけ減らしたほうがいいでしょう。
女の子の場合は"笑顔"これにつきます。女の子にとって「他人+大人+男」の等式の答えは「恐怖」でしかありません。それをやわらげる要素は笑顔です。「他人+大人+男-笑顔」でどこまで恐怖を下げられるかにかかってます。しつこいようですが、男の子同様パートナーとママが物理的に近づく時間は、子どもの前ではできるだけ減らしましょう。
まとめ
- 紹介するときは「ママとあなたのことを大事にしてくれる人だよ」がベスト!
- 会わせるタイミングは楽しい時間に!
- 女の子はとにかく笑顔!男の子は年齢によって対応を変える!